好評の Advanced Droid Tractics ですが、多くの質問を頂いております。
勝てる方法やら良い使い方等の質問をいただくことは多いのですが、商材そのものの使い方が分からないという質問がこれほど多いのは始めてです。
ということで、Advanced Droid Tractics を使う上での基礎知識?をまとめて見ます。
1. GMT_offsetとは?
GMTというのは、社会科で習った世界標準時(英国)です。
GMT_offsetはGMTからのずれを意味します。日本は+9時間です。メールのヘッダーに+9:00とか書かれているものと同じです。
MT4の場合は、MT4サーバー時間がどこの国の時間が採用されているかによって変わります。
サーバーが設置されている場所であるのが一般的ですが、関係無い場合もあります。
MT4の左上のレート表示の上に時刻が出ますが、それです。
自分のPC時間は、たぶん日本時間なので、それとの差でわかります。
EAでエントリ時間を決める仕様の場合時刻情報が必要ですが、国によって時刻が違うので何らかの対応が必要です。
@ユーザに計算してもらって、サーバー時刻入力する
AGMT_offsetをユーザに入力してもらって内部で計算する
BGMT_offsetをEAで自動的に読み取る(ユーザは何もしなくて良い)
が考えられます。
MegaDroidは、Bなので、初心者でも何も考える必要が無いように作られています。
これがAutoGmtOffsetで、デフォルトでtrueになっています。
チャート画面にGmt_offsetとして表示されるので調べなくても自分のブローカのGmt_offsetがわかります。
(日本のブローカでも121は+9、GainCapitalは0です。)
もしかして(笑)、Gmt_offsetを変えたい場合は、AutoGmtOffsetをfalseに変更した上で、自分で計算した値をGmtOffset欄に入力する必要があります。
2. Magic Numberとは?
Magic NumberはEAが注文を出す時に割り当てる番号で、他のEAが出したものと区別をするためのものです。
通貨ペアが違えば問題がありませんが、EURUSDでMegaDroidと他のEAがそれぞれエントリした場合、決済するときに自分のエントリしたポジを決済しないと不都合が生じます。
2つのEAが同じMagicNumberの場合、先に決済サインが出たEAが2つとも決済してしまう場合があります。
堅靭のようにMagicNumberが無い場合もポジはすべて決済します。
ユーザが、設定でMagicNumberを入力できるEAもあれば、内部で自動で随時変更されるものもあります。
MegaDroidのMagic numberは、s1,s2と呼ばれており、2つ存在して、ユーザが任意の値を入力できる仕様です。
つまり、2種類の独立したロジックでの売買があるということです。
Profile Resetというインジケータについては詳しくは分かりませんが、エントリする場合に同じMagic Numberのポジがあるとエントリをしないようにさせるという役割があるようです。
この辺を知っていると、多少はAdvanced Droid Tractics を使う上で役立つかと思いますよ。

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